「謎のショッピングモール！人がいないのに充実した品揃えにビックリ！」

主人公の名前はカオリ。彼女はららぽーと福岡が好きでよく訪れている。

ある日、カオリはひとりで福岡県内を運転中に見たことのないショッピングモールに偶然入ってしまう。そこには洋服屋、コスメ屋、おもちゃ屋、レストラン、さまざまな店舗が並んでいたが、人が誰一人いなかった。

「誰もいないのは不思議だけど、商品が充実しているのはいいな…」

カオリは少し不思議に思いつつも、今日はセール品を見つけようと張り切って買い物を始める。

数時間後、荷物を持ってショッピングモールを出ようとすると、扉が開かない。パニックになり、周りを見回すと、誰かの目が彼女をじっと見ていた。

「誰がいるんですか？！」

軽い口調で話しかけた彼女に向かって、不思議な声が返ってきた。

「私は、このショッピングモールの守り神です。セール品に目が眩んでしまうと、出口から出られなくなってしまいます」

カオリは驚きながらも、すぐに理解した。

「でも、私の荷物は…！」

「安心してください。守り神が手続きをすれば、お荷物も無事に出せますよ」

守り神の手続きに従い、カオリはついにショッピングモールを出ることができた。彼女は帰宅後も、そのショッピングモールのセール品が忘れられずに再訪することになるのだった。

【評価】

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：3
笑える：2
悲しい：0
夢がある：7
怖さ：2
合計点：14