「遺品の謎が荒巻一郎を翻弄。ちくわ様の短編にドキドキ感炸裂！」

「上から目線で言ったつもりはなかった」　上原さくら、愛犬が手術で入院　一部で批判の声寄せられ意見述べる

ちくわ様の短編小説、『謎のスタンバイ』はある朝、中年男性の荒巻一郎が目を覚ますと、自宅の玄関前に謎の鞄が置かれていたことから始まる。荒巻はその鞄の中身を確認すると、自分と同じ名前を持つ人物の遺品と、数々の書類が入っていた。そして、鞄に同封されていた手紙には「スタンバイの時は来た」と記されていた。

荒巻はその手紙に導かれ、謎の人物が所有していた会社を訪れる。そこで、彼はその人物の愛犬が手術で入院していることを知る。一方で、荒巻の周りには彼を襲う不審な人物が現れ始めた。果たして、荒巻は誰かの策謀によってその鞄を渡されたのか？そして、彼を狙う不審な人物達の正体は何なのか？

本作はミステリー要素もありつつ、時代劇やアクション要素も盛り込まれた作品となっている。ちくわ様が織り込んだ風変わりな固有名詞も多数登場し、個性的な登場人物達が話を盛り上げている。そして、石田という名のヒロインとのラブロマンス要素もあり、読者達の心を掴むこと間違いなしである。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：8 笑える：2 悲しい：4 夢がある：7 怖さ：4. 合計点：25