「愉快な朝の光景！衝撃的な飼い主の寝相にワンコも大爆笑！」

「おはよう、ルーシー！」

飼い主の叫び声に、ルーシーは思わずジャップ飛びした。何が起こったのか、理解する前に、ルーシーは目にした光景にパッと息を呑んだ。

飼い主のベッドの上に、バンダナをしているはずのロッキーが、何も身につけていない姿勢で寝そべっていた。何だこれ、メチャ面白いじゃん！

ルーシーは、思わず笑いがこみ上げた。

これは絶対に、仕掛けたのは飼い主でなければならないと確信したルーシーは、思い切ってその場にぴょこっと飛び乗った。まるでジャンプ台のように、ロッキーが転がり落ちていくと、ルーシーは大いに笑いながら、その場を去っていった。

しかし、真犯人は待ち構えていた。飼い主が帰宅する前に、次の手を仕掛けようとしていたルーシーだったが、どうやら運命の先に待っていたのは彼女自身の寝姿だけだった。

登場人物：ルーシー、ロッキー、飼い主　
状況：日常系
感情分析：■この小説のちくわ様自己採点 感動的：0 笑える：10 悲しい：0 夢がある：0 怖さ：0. 合計点：10