「愛と疑問が燃え上がる！府中市、遂に一位を獲得したのか？」

主人公の名前は「もも」。彼女は府中市に住んでおり、とにかく府中に対する愛が強い。ある日、Twitterで「多摩で一番イケてる市町村ランキング」が話題になっていた。ももは興味津々で調べてみると、「府中市」が第2位に選ばれていた。ももは嬉しくて舞い上がるが、「1位は？」とツイートすると、返信が来ない。

ももは気になって調べてみると、なんと1位は「幸手市」というところだった。ももは幸手市について調べてみると信じられないほどの魅力的な町だった。「幸手牛乳」、「幸手のカボチャ」、「幸手はちみつ」、そして「幸手産のパン」。ももは一気に幸手に興味を持ち、何とか1度は訪れてみたいと思うようになった。そして、毎日幸手に通う夢を見るようになった。

しかし、幸手に行ったももは、何故か気持ち悪い夢ばかり見るようになってしまった。悪夢は毎晩見たまま、ももは疲れ果ててしまった。ある日、ももは幸手に行く途中で見つけた駐車場に車を停め、少し休憩しようと思った。そこで見つけたのは、小さな幸手産のパン店だった。ももは軽い気持ちでパンを買ってみた。そして、そのパンを食べた瞬間、ももは何かが変わった気がした。悪夢も見なくなり、幸手を訪れることも少なくなっていった。

ももは自分の感覚が狂っていたのかと思い悩むが、ある時偶然にも同じ曲を聴いていた幸手市民と意気投合して仲良くなり、安心感を持つようになった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：1
悲しい：2
夢がある：10
怖さ：3
合計点：21