「冷凍庫開けた瞬間、恐怖に襲われた！誰もが共感する絶望的な光景とは？」

私、永野なぎさは、久しぶりに冷凍庫を開けたら恐ろしい光景に遭遇してしまった。

そこには、冷凍食品がすべて腐っているように発酵した異臭と、発砲スチロールの状態が続いていた。飛び出したもの、垂れたもの、キンキンに凍り付いたもの、想像もつかない怖さに圧倒された。

そんな私がよく通う料理教室「なぎさ」の先生、島津朗子先生が言うには「本来の温度が保たれていない」「数週間ごとに自己凍結の設定をおこなってください」「閉じる前には必ず中身を確認する」の３つが原因らしい。

私は自己反省するとともに、家族にもこの知識を教え、「なぎさ先生の冷凍法」を徹底して行うすべを身につけた。そして私の誓いを胸に、再び冷凍庫の扉を開ける日が来るまで、しばしの間、冷凍庫からは距離をおくことにしよう。

【評価】
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：2
悲しい：0
夢がある：5
怖さ：3
合計点：15