主人公名：蒼井紫苑（あおいしおん）状況：ラブロマンス
紫苑は、中学時代からずっと好きだった音楽プロデューサー・AgustD（アグストディ）に出会うことができた。彼の作り出す音楽に心を惹かれ、いつしか自分も作曲の道を目指すようになった紫苑は、夢にまで見たAgustDに直接会うことができた瞬間、興奮で心臓が飛び出しそうだった。
しかし、まだ二十歳になったばかりの彼女には、彼を好きになって良い理由がなかった。既婚者であり、更には子供もいることを知ってしまった彼女は、自分の気持ちに蓋をするように決めた。
しかし、ある日、AgustDからディナーに誘われた彼女は思わず受け入れてしまう。一緒に過ごす時間が長くなり、AgustDの魅力に日々惹かれていく。好きな気持ちを隠し切れなくなっていたが、既にAgustDはそれに気づいていた。
そして、ある晩、AgustDが「君が好きだ」と告白してきた。しかし、彼女は複雑な気持ちが噴き出し、あの日以来連絡が途絶えていた。
それから3年、紫苑は自分の気持ちに向き合うことができず、音楽活動を続けてきた。ある日、彼女はAgustDからのメッセージを受け取る。また会いたいと言われ、久しぶりに会うことになる。
会って話をすると、AgustDは離婚し、子供もいなくなったことを明かした。彼女も彼を好きだったことを告げ、二人は再スタートを切ることができた。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：8
笑える：2
悲しい：6
夢がある：9
怖さ：0
合計点：25
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