
すると、目が覚めるとそこは未来の世界だった。彼女は人類が移住するための宇宙船・スターシップにいた。同じく船に乗っている幼なじみの宮田タカヒロはユキに前世での約束を告げる。彼女は恋人でもある彼に心を開き、スターシップの一員として生きることを決める。
後になって、ユキは宇宙船が暴走する危機に陥る。タカヒロは危険な場所にいて救助の手を待っていた。ユキは悩みつつも、命を賭けてタカヒロを救出する。しかし、二人はスターシップから落ちてしまい、タカヒロは亡くなってしまう。
ユキは追悼の意を込めて小説を書き始める。彼女は「隠し剣孤影抄」という小説の世界から出発したけれど、宇宙船や未来の世界を巻き込み、肝心の恋人を亡くしてしまった。これが一生の思い出になった、と小説を完結させた。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:8
笑える:0
悲しい:9
夢がある:6
怖さ:0
合計点:23

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