
しばらくして、美月は彼が小説家であることを知り、彼の自宅に招待される。そこで彼女が目にしたものは、驚くべき光景だった。壁には無数のノートが貼り付けられ、机には執筆に使用するという5本のちくわがオブジェとして飾られていたのだ。
美月は彼が熱狂的なちくわファンであることを知り、自らもちくわラブに目覚める。二人は最後に「ちくわの物語」という小説を書き上げ、出版社を訪れる。しかし、編集者の反応は思わしくなく、彼女たちは落ち込む。
だが、ちくわのネタを持っていた出版社員もいた。美月たちが書いた小説は、例外的に受け入れられ、瞬く間にベストセラーとなった。
「ちくわ、強し!」。そうつぶやきながら、美月は気が付けば彼女自身もちくわを愛するようになっていたのである。
感動的:7 笑える:6 悲しい:3 夢がある:9 怖さ:0。 合計点:25

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