
カオルは愕然としたが、それ以上気にせずにラーメンを注文。しかし、出てきたラーメンはものすごく美味しくて、カオルは唸り声をあげて食べた。彼女はその後も何度も「ラーメン橘」に通うようになった。
そして、ある日、カオルは知らない男から「あのラーメン屋はヤクザが経営しているらしい」と聞かされた。驚いたカオルは、その情報を確認するために「ラーメン橘」の店員に尋ねた。すると、店員は笑いながら「ご心配なく、私たちはただのIT企業の社員ですよ」と答えた。
それから、カオルは「ラーメン橘」のことを知る人には誇りを持って紹介するようになった。彼女はもう、ラーメンの美味しさよりも、そこで得た思い出が大切であった。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:6 笑える:3 悲しい:0 夢がある:9 怖さ:0. 合計点:18

「山口県で人気のラーメン店」ランキング! 2位は「ラーメン橘」、1位は?【2023年4月版】|ねとらぼ
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