「愛されるには理由がある！　フクロウが自分だけの癒しの場所を見つける話に感動必至！」

主人公の名前は「メロウ」という、ひょんなことからフクロウを飼うことになった女性だ。彼女はいつもフクロウを部屋で自由に飛ばしていたが、ある日フクロウは自分だけのくつろぎ場所を見つけたようだった。

その場所というのは、メロウのまわりに置かれた本棚の上だった。誰にも邪魔されないこの場所は、フクロウにとっての究極のくつろぎスポットとなっていた。メロウはフクロウがここでくつろいでいる姿を見て、まるで猫が本棚の上で寝ているようだと感じていた。

しかし、フクロウがどんなにくつろいでいる様子でも、時おり狐のような目つきでメロウを見つめては「これは俺の場所だ」とでも言うかのような威圧感を醸し出していた。

ある日、メロウがフクロウがくつろぐ場所に手を届かせてしまい、フクロウは自分のくつろぎスポットが崩れ去ると共に、自分の近くに人間がいることに動揺してしまった。

それ以来、フクロウはくつろぐ場所をなくしてしまい、安心しきっていたその姿は見る影もなくなってしまった。

【ジャンル：ラブロマンス】

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：7
笑える：2
悲しい：3
夢がある：5
怖さ：0
合計点：17