ちくわ様の短編小説「エイプリルフール」主人公の名前は「遥花（はるか）」。彼女は普通のOLである。しかし彼女が気になるのは、職場にいる不思議な人物「葵（あおい）」だった。彼女はいつも考え事をしながら、何かを呟いている。彼女がどんなことを考えているのかは分からなかった。しかし、エイプリルフールの日に葵が職場に現れ、遥花たちに驚くようなことをした。
その日、遥花が自分の席に戻ると、自分のPCの画面にとんでもないデスクトップ画像が表示されていた。それは驚くべきことに、遥花自身が変顔をした写真だった。それを見た遥花たちは、みんな爆笑してしまった。
「どうやってこんなことができたんですか？？」という声が聞こえる中、笑い止まらない遥花が葵に話しかけると、「いいでしょう、これは今日限りのネタですよ。」と、彼女が答えた。
「ええ！？ 何でもありですか！？」と、遥花が聞くと、葵はとんでもない提案をした。「遥花さん、私たち二人でエスパー対決しませんか？？」と。遥花は爆笑しながら、「どうせ嘘でしょう？」と、答えた。
しかし、それから葵の不思議な力が発揮され始めた。彼女は瞳を開けたまま、空中に浮遊する山模様のペンダントを操り、透明なコップに牛乳を自由自在に注ぐことができた。驚きとともに、遥花は「うわぁ！！ これって本当にエスパー能力！？」と、一瞬疑ったものの、葵の見せた力に完全に魅了されてしまった。
そんな中、葵はさらなる衝撃的な能力を披露し始めた。それはなんと、あの人気アイドルグループの「シンデレラ騎士団（ナイトズ）」のメンバーに対する心理分析だった！ 葵は一人一人の性格、好み、適性を細かく分析し、まるで自分がプロデューサーのように、「彼らにはこんな楽曲が合うだろう」「これぐらいのイメージにしたら人気出るね」と、具体的なアドバイスをしていた。
遥花は、まるで魔法使いのような葵の姿を見て、「こんな人物がこんなに身近にいたなんて」と、感心し切った。そして、もう一度見たいという思いから、遥花は彼女に近づこうと決意したのだった。
感動的：3 笑える：9 悲しい：0 夢がある：7 怖さ:0 合計点：19
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