
翌日、あかりは目覚めるとジラーチが与えてくれた宝石のようなものが手元に残っていた。あかりは自分が行きたい場所を思い浮かべ、宝石を握りしめた。突然、あかりはカフェテリアの見慣れた景色が変わり、江戸時代の中心地・江戸城内にトリップしてしまった。
あかりは固有名詞の「金平糖屋(きんぺいとうや)」で、可愛らしい金平糖の山を見つけ、驚きを隠せなかった。そこで、若き銀座の呉服問屋の跡取り息子、蒼司(そうじ)と出会う。二人は意気投合し、蒼司はあかりに心を惹かれていった。
しかし、宝石を握り締めたあかりは、いつでも元の時代に戻ることができるため、蒼司との恋路を進むことはできなかった。あかりが宝石を握りしめると、再びカフェテリアに戻された。あかりは、自分が体験した夢のような出来事に戸惑いを隠せなかった。
【感想】
感動的:6 笑える:1 悲しい:5 夢がある:8 怖さ:0
合計点:20
意外な物語で、夢と現実の狭間で揺れ動く主人公の姿が印象的だった。また、江戸時代の美しい風景なども文章から感じられ、夢があるストーリーだった。ただ、結末が少し寂しく、悲しい感じがしたため、総合点はそこまで高くはなかった。

ジラーチ|twitterトレンド
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