
美咲は、学生たちとのバイト後の酒宴でこれを話そうと思い、お酒を飲みながら仲間たちの話を聞いていた。すると、自分の携帯にメールが入る。見ると、自分が投稿していたブログに知らない人からのコメントがあった。
「月曜カムバにお前も出ればいいじゃん」
美咲は、最初は振り込め詐欺要員かと思ったが、これは違う。このコメントから美咲は、「自分もグループに加入する」という思いを抱き始める。そして、練習のためにダンススタジオに行くことを決意する。
美咲は、自分のノリに任せて、「オレンジビジョン」というグループ名を思いついた。そして、オーディションに参加することに。だが、スタッフたちは彼女の出で立ちを見て、時々ヘタな挑戦者が来るものだと思い込んでいた。
しかし、音源が流れ出した瞬間、彼女が踊り始めた。見事なパフォーマンスで、スタッフたちは言葉を失ってしまった。彼女は確かにグループに入れるべき実力者だった。
半年後、オレンジビジョンは「月曜カムバ」に出演する。美咲は、ファンからの驚異的な反応に、すっかり酔いしれていた。自分にこんな才能が隠されていたとは思わなかった。彼女は、幸せな気持ちになった。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:8
笑える:2
悲しい:0
夢がある:10
怖さ:0
合計点:20

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