主人公の名前は『瑞穂』（みずほ）。彼女は20代半ばのOLで、会社帰りにちくわの新刊を買うために立ち寄った書店で一冊の本に惹かれた。それは『おばちゃんとECC』というタイトルのラブロマンス小説だった。瑞穂は普段あまり読まないジャンルだが、何故か手に取ってしまった。
物語は、50代のおばちゃんが、ECCの講座で出会った若い男性と恋に落ちるというものであった。主人公のおばちゃんは『ゲン』という固有名詞で呼ばれ、彼女の恋模様は徐々に瑞穂の心を掴んでいった。
しかし、最後に訪れるオチは想像を超えたものだった。おばちゃんとECCだけで終わらず、実はECCとは宇宙人の略語であった。主人公おばちゃんは宇宙人であり、ECCに通っていた若い男性も同様だったのだ。
瑞穂は唖然としながらも、それに対する感動に打ち震えた。この小説が、ただのラブロマンス小説ではなく、宇宙人恋愛小説であったことに。
ちくわ自己採点
感動的：8 笑える：2 悲しい：0 夢がある：6 怖さ：0
合計点：16
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