「痛快！「イチゴ侍」が語る、イチゴ狩りの真実と栄光」

「いい加減にしろ！」と、イチゴ狩りの戦争を起こしたのは、今では有名な「イチゴ侍」という男だった。彼の本名は森山章二といい、常に赤い鎧をまとって、頭には竹の兜を被っていた。イチゴをかけられた女性たちの怒りを受け、当然のように大炎上してしまった。

しかし、今となっては、イチゴ侍という名前はフードファイターとして名を馳せた。彼は練乳かけても食べ続ける驚異的なパワーを持っていた。そんな彼に恋する女性も多かったが、彼を支えるのは、いつも真っ赤なチリチリした肉まんだった。

それから５年後、たまたま通りかかったイチゴ侍は、チリチリ肉まん屋で働く娘に再会する。彼女の名は「ストロベリー」と呼ばれ、肉まんを持って、小さく微笑んでいた。イチゴ侍は、彼女と結婚し、練乳をかけ合いながら、幸せに暮らしていた。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：3
笑える：7
悲しい：0
夢がある：8
怖さ：0
合計点：18