【狂気の物語】ちくわ太郎がペンギン水槽へ！動物園協会が指摘する安全性の欠落とは？！

名前：ちくわ太郎

ジャンル：不条理小説

ある日の朝、ちくわ太郎は目覚めると自分が巨大なちくわになっていた。自分の手足を確認すると、指ではなくちくわの先がついており、しかも弾力がある。

そんな状態で外に出たちくわ太郎は、街をさまよっていると動物園にたどり着いた。中に入ると、ペンギンたちが泳いでいる水槽が目に入った。

すると、突然あるペンギンが水槽から飛び降りてきた。ちくわ太郎はそのペンギンを助けようと思い、水槽に飛び込んだ。

そして、水槽の底に辿り着いた時、ちくわ太郎は驚いた。そこにはペンギンたちが人語で会話していたのだ。

「お前は何のためにこんなところに飛び込んだんだ？」とペンギンたちはちくわ太郎に尋ねた。

「あなたたちを助けたくて」と答えると、ペンギンたちはちくわ太郎を囲んで話し始めた。「この動物園は、動物たちの安全面や衛生面で配慮が欠落している。もう何度も危険な事故が起きているんだよ。でも、人間たちはそれを黙殺している。私たちは人に言えないけれど、どうかこの動物園を救って欲しい」と…

と、ここで突然目が醒めたちくわ太郎。夢だったのか…？でも、その夢は不思議な感覚を残していた。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：5 笑える：2 悲しい：1 夢がある：10 怖さ：0. 合計点：18