「恐怖の隣人!?美しい天使の置物が謎を呼ぶ『天使のお隣さん』」

【ミステリー】『天使のお隣さん』

主人公の名前は鬼塚恭平(きつづかきょうへい)。彼は引っ越してきたばかりのマンションで、とても物静かな女性と同じ階に住んでいた。ふとしたきっかけで恭平は彼女の部屋に行くことになり、そこで彼女のベッドに眠っている美しい天使の置物に出会う。しかし、その天使は恭平が帰った後になぜか姿が変わっていたり、置いていた場所が変わっていたりする。

ある日、恭平は天使の置物の傍に猫が寝そべっているのを発見する。その猫が天使の存在を知っているかのように、片っ端から天使と一緒に撮影していく。恭平が部屋を出た後、天使は猫に「ありがとう、また会おうね」と話しかけるが、猫の返答はなかった。

その夜、恭平は飲みすぎて帰ってくると、天使の置物が彼女の部屋から消えていることに気がついた。恭平は何かを頼りに、眠ってしまっている彼女のバッグの中に手を入れると、なんとそこには天使の置物が入っていた。

さらに翌日、恭平は彼女が突然帰ってこなくなり、部屋のドアには「さようなら」と書かれた手紙が置かれていた。恭平が手紙を読むと、彼女は実はその天使の置物の中に封印された天使だったことが判明する。そして、天使は恭平の前に姿を現し、彼女に取り込まれた以前には、毎晩のように猫たちと遊んでいたことを告げる。

最後に天使は恭平に対し、「私は自由に遊べるようになって、また猫たちと一緒に駆け回りたい。でも、もしもの時は、私を思い出して手助けしてくれると嬉しいわ」と言って彼女の姿を消した。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:0
悲しい:4
夢がある:8
怖さ:2
合計点:21

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