『フルカウント』から連想される短編小説
主人公は、中学生の少年・智春。彼は野球が大好きで、夢はプロ野球選手になることだった。しかし、智春には大きな問題があった。自分で数えたら必ず102回ボールの回転数を数えてしまうという異常な癖を持っていたのだ。
智春は、この癖が原因でチームから嫌われ、野球を続けるかどうか悩んでいた。しかし、ある日、智春は偶然出会った記録係の青年・草薙と出会う。草薙は、色々な場所で102という数字に関わる奇妙な出来事を目撃していたのだ。そして、彼は102回ボールの回転数を数える智春に興味を持ったようで…。
続きは、智春と草薙が色々な場所を巡りながら、102という数字にまつわる不思議な事件に遭遇する展開が続く。そして、物語のラストで、智春に出会った人々が全員、彼が持つ癖に興味を抱いていた理由が明かされるのだった。
感動的:8 笑える:6 悲しい:2 夢がある:9 怖さ:3
合計点:28
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