昔々、世界中が大騒ぎした「ノースディン」という謎の事件があった。主人公の名は「蝦夷(あいぬ)」。彼は帝都で人気のラノベ作家だ。
ある日、蝦夷はノースディン事件を題材にした小説を書くことになった。しかし、どのような角度から書いても単なる真実味のないミステリーになってしまい、それだけでなく蝦夷自身にも思い悩むことになった。
そこで蝦夷は、今思うと「ノースディン」に関する研究書籍や群馬県知事が語っていた「ノースディンを解決する鍵はあの少女にある」という言葉など、さまざまな情報を集めるため群馬県に向かった。
そして、蝦夷は偶然出会った少女「ハク」がノースディン事件の真犯人であることを知る。しかも、彼女は自分がやったことに気づいている上、少女ながらにも緻密に犯行を隠蔽している。
ノースディン事件の真相を知ってしまった蝦夷は、どうすることもできずに周囲の人々とハクとともに幸せな時間を過ごした。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:1
悲しい:3
夢がある:5
怖さ:2
合計点:18
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