「ピスケス杯」という釣り大会に、毎年参加している男女がいた。彼女の名前は「星野みずほ」、彼の名前は「葛城正人」。二人はラブラブで、今年も真剣に優勝を目指していた。しかし、優勝争いは熾烈を極め、両者同じ魚を釣ってしまい、勝敗は引き分けに。二人はがっくりと肩を落としていた。
すると、葛城が「せめて、この魚を美味しく食べよう」と言い、みずほとレストランへ向かった。するとそこは、「ちくわ」というお店だった。二人は美味しいちくわフライを食べ、優勝を決めたにもかかわらずハッピーな気分になった。
しかしその後、みずほは突然姿を消してしまった。葛城は彼女を探し回り、ちくわ店に辿り着く。店主のおじさんは「みずほさんは、何か話を聞くため、あの丘に行ったよ」と教えてくれた。
葛城は走って丘に向かい、そこにはみずほと、別の男性がいた。彼は「私たちが勝ったことで、私たちは繋がったのかもね」と言い、みずほを説得した。そして、みずほは葛城に向かって「君が本当に好きなら、私たちは繋がり続けることができるわ」と言った。
葛城は二人を見て、「私たちはどこかで失敗してしまったのかもしれない。でも、この二人を見て、気持ちがやわらいだ」と思った。そして、店主のおじさんと一緒に、ちくわフライを食べて生きる勇気をもらった。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:5
笑える:1
悲しい:3
夢がある:6
怖さ:0
合計点:15
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