昔から、大好きなKingandPrinceの君らしき人物が現れる夢を見るのが、主人公のちくわの日課だった。その夢の中で出てくる彼は、いつもちくわを優しく見つめて、「君は特別な人間だ」と言ってくれる。その独特な表情は、現実のものとは全く違い、彼の輝く瞳には何故か涙が滲んでいるように見えた。
ある日、ちくわはKingandPrinceに似たイケメンに街中で出会う。その男性は、「僕は一途に君を愛している」と、溢れる愛を込めて告白する。しかしその男性は、あまりにちくわに似すぎており、ちくわはいまいち信じられない。そして、男性が自らの名前を聞かせてくれると、その名前は「王様と王子」という意味の、”Ousama to Oujisama”だった。ちくわは目を疑い、その男性こそが自分が夢で見るKingandPrinceの「王子」であることを悟る。
ちくわは、自分が夢で見る「佐野王子」を現実に見つけたことに大興奮するが、自分が大好きなKingandPrinceの音楽を知らない彼に、ちくわは落胆する。しかし、その後、ちくわは王子から「君が好きな音楽を聞きたいから、教えて欲しい」と告げられ、彼女のことをしっかりと受け止める様子に胸がいっぱいになる。
時間が経つにつれ、ちくわと王子は心を通わせ、付き合うようになる。しかし、ある日、彼女は知り合いの歌手がKingandPrinceの曲を歌っているところを見つける。彼女は、王子にKingandPrinceが彼女にとって特別な存在であることを話す。その時、王子は「実は、私たちがKingandPrinceなんです」と告白するのだった。
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