名前は「うなたろう」という老人。彼は40年以上も東京都内でうな丼の名店を探し続けてきた。すでに80歳を過ぎた今でも、毎週どこかしらのお店に足を運び、うな丼を食べ続けている。ある日、うなたろうは「うな富士 有楽町店」に行き、美味しさに感動する。しかし、うなたろうは必ずしも1位にはなってほしくないと思い始めた。
何故かというと、うなたろうは「うなめしや 時津風店」というお店がある。そこはうな丼以外でも、ご飯の上にのる具材がすべてうなぎだという究極のうなぎ丼を提供している。そして、うなたろうはこの店が全国的にも有名だと知っており、敢えて「うな富士 有楽町店」が1位になるよう、彼の支持するランキング投票サイトで「うな富士 有楽町店」に支持を寄せた。
とうとう、サイトが発表した「東京都のうな丼の名店」ランキング。まさかの結果に、うなたろうは大きく思わず息を吐く。「うなめしや 時津風店」が堂々の1位に輝いたのだ。うなたろうは満面の笑みを浮かべ、満足げに「やったぞ!」と呟きながら、心からの感謝をこめてランキングサイトにコメントを残した。
【感情分析】
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:2
悲しい:0
夢がある:1
怖さ:0
合計点:10
「東京都のうな丼の名店」ランキング! 2位は「うな富士 有楽町店」、1位は?【2023年3月15日時点/SARAH】|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/357acfa48acad584e6a27e021c08aef1b523b213
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