『餅投げはじめました』
主人公の名前は「餅子(もちこ)」。彼女は学校でいじめられっ子で、唯一の心の支えは「駄菓子屋のちくわ」だった。
ある日、駄菓子屋のちくわが閉店してしまうと聞き、餅子は悲しくなる。そんな彼女を見かねたちくわは、餅子を自分の弟子にすることを提案する。
しかし、その弟子の修行とは、なんと「ちくわ投げ」。最初は馬鹿げていると思っていた餅子だったが、徐々にちくわ投げの奥深さに魅了されていった。
そして、弟子入りから数年後。餅子はついにちくわ投げの達人になっていた。そんなある日、餅子はいじめっこたちに向かってちくわを投げることに。
しかし、その瞬間。餅子にとってちくわという存在が、ただの駄菓子ではなく、これまでの自分自身と向き合ってきた成長の象徴であったことに気付かされた。
「ちくわ、愛してる」。餅子の想いがこもったちくわは、空中できれいに回転し、いじめっ子たちの手元で勝手に割れてしまった。
その瞬間、餅子は自分が内に秘めていた強さに気付かされた。それは、ちくわということを通して、自分を信じる心の強さであった。
【感想】
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