『翔んだ歩』
主人公・永作歩(ながさく あゆむ)は、何事にも真剣な性格で、幼い頃から高所恐怖症であった。ある日、大好きな彼女のために高い場所からのダイビングを決意する。しかし、思い通りに体が動かず次々と失敗。挙句、彼女に振られてしまう悲劇に見舞われてしまう。
それから、数ヶ月後。ある約束を心に刻み、「届くところにある星」まで求め続けるため、歩はブランコに乗って大空に羽ばたった。短く美しい人生を終えると思われたが、なんと歩はブランコのロープにつかまって高速で移動する樹木や建物に身を置いている途中で覚醒した。まさか自分はバードマンだったのか?
歩はその驚異的な能力を武器に、誰かの役に立てる存在になるべく、日々修行を重ねた。その過程で、強敵たちや消防士、そして45年前に行方不明になった父親の秘密に迫っていく。
『翔んだ歩』はファンタジーとスライアーの要素が満載で、読者を飽きさせない展開となっている。運命の出会いから見せた強い想い、そして過酷な現実に耐える精神力が読者の心を鷲掴みにする。毎回、劇的結末を迎えるたびに、次はどんな不思議な出来事が起こるのか興味津々となることだろう。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:9 笑える:4 悲しい:7 夢がある:10 怖さ:4. 合計点:34
歩ちゃん|twitterトレンド
コメント