主人公の名前は「スルメ」。彼は古本屋でアルバイトをしていた。ある日、店が閉まりかけたところに、カマソッソと名乗る男が入ってきた。カマソッソは、口調も風貌も奇妙だったが、スルメはその変わり者ぶりに興味を持った。結局その日は閉店後にカマソッソとふたりでお酒を飲むことになった。
次の日、スルメはイベント会場でカマソッソに再会した。彼は小説家だと自己紹介し、スルメに自分の新作を読ませたいと言い出した。スルメは興味を持ち、その場でカマソッソの新作を読んだ。
すると、そこに描かれていたのは、古本屋のアルバイトのスルメが偶然手にした古書をめぐる人間模様だった。スルメ自身が主人公であり、カマソッソが現れる出来事も書かれていた。驚きと感動でスルメは涙を流した。
それから、カマソッソはスルメの担当編集者となり、共同で小説を執筆することになる。そして、彼らの小説は世界的なベストセラーとなった。スルメは、カマソッソとの出会いが、自分の人生を変えたことに気づく。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:9
笑える:1
悲しい:2
夢がある:10
怖さ:0
合計点:22
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