春日部 せつ菜（かすかべ せつな）は、糖質制限の期間が終わった日を祝って、スイーツの日に美味しいケーキを買って帰った。彼女は家で一人で贅沢な時間を過ごすことが好きで、ケーキを食べながら小説を読んでいた。
偶然読んだ小説は、ある男性が姉を殺害した罪を着せられるが、実は真犯人は彼の恋人であったというものだった。そのストーリーに彼女は夢中になり、一気に読み進めた。
しかしながら、読み終わった後、突然の嘔吐感に襲われた。どうやら彼女が食べていたケーキには、抗生物質を含んだ新種のカビが繁殖していたらしい。病院に行った彼女は、腸内フローラが壊れてしまい、糖質制限を始めたばかりの短い期間で努力した成果がなくなってしまったと言われた。
そして、彼女の死因は食中毒とされた。しかしその真相を知るのは、彼女だけだったのである。
■この小説のちくわ様自己採点
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笑える：0
悲しい：7
夢がある：0
怖さ：8
合計点：15
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