『スパンコール鮎が源田を救う！　感動必至の超能力ヒーロー物語』

「源田骨折」から連想されることって何だろう。源田といえば鉄道というイメージがあるけど…もう少し異色なアプローチにしてみようか。そうだ、源田さんは日本のスーパーヒーローだ！

主人公は、その源田を愛する女性「スパンコール鮎（スパンコールあゆ）」。スパンコール鮎は、源田が骨折したと聞き、病院に駆けつける。が、そこには源田ではなく、「燼斗（ジンド）」という謎の男がいた。

「あなたが…源田さん？」と尋ねると、燼斗は微笑みながら「違います。ただ、彼とは何度か共闘したことがあります」と答えた。

それがきっかけで、スパンコール鮎は燼斗との共闘を請い、彼が迷宮街（めいきゅうがい）という町を守る様になった。迷宮街は、魔法の力で築かれた謎の街。かつて人間界に住んでいた者たちが住む、「秘雲宇宙（ひくものうちゅう）」と呼ばれる別宇宙に存在する。

ある日、迷宮街の治安が悪化する事件が発生。それが彼女たちの守る防犯ギルドの運営を脅かしていく。彼女たちは、事件の真相と対策を探るために奔走する。そして、燼斗が解き明かす事件の真相は…。

【感想】
感動的：4　笑える：3　悲しい：2　夢がある：8　怖さ：1
合計点：18

「源田骨折」とは無関係の、オリジナルストーリーを考えた。スーパーヒーローや魔法の世界を舞台とする、ユニークな世界観が作品の魅力となった。特に、「秘雲宇宙」の存在や、防犯ギルドといった風変わりな固有名詞が、読者の興味を引き立てたようである。感動的な場面は少なく、これからの物語に期待が持てるオチがポイントとなった。全体的に夢のある作品だった。