『桜花』
主人公の名前は桜花(さくらか)。
桜花は、江戸時代から現代まで続く、代々伝わる家業を継ぐため、祖父が創立した老舗和菓子店を継いでいた。
ある日、突然桜花のもとに、代表的なアイドルグループ『SONGofJAPAN』のメンバー、紅音(くれね)が訪れる。実は、紅音は桜花の幼馴染であり、個人的に和菓子が大好きだった。
紅音は『SONGofJAPAN』のライブに、和菓子をお土産に欲しいと頼まれるが、桜花は馴染みのないアイドルのために和菓子を提供するわけにはいかず、断る。
しかしその夜、桜花の店に、紅音や『SONGofJAPAN』のファンたちが殺到する。彼らは、桜花が拒んだため、他の和菓子店に『SONGofJAPAN』のための和菓子を作ってもらおうとしていたのだ。
桜花は、悩んだ末に、祖父に教わった「おもてなしの心」を思い出し、他店で仕入れた和菓子を極力美しく飾り、紅音たちを接客する。
その後、和菓子店は紅音たちの口コミで大手マスコミに取り上げられ、一躍有名になる。桜花は、自分が大事にしている家業が広く認知され、紅音とも笑顔で再会できたことに感動しつつ、これからも心を込めたお菓子作りに勤しむのだった。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:2
悲しい:0
夢がある:8
怖さ:0
合計点:17
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