『空飛ぶ郵便局へ 行けば始まる奇跡』



長野 愛美(ながの あいみ)は、三十路の独身OL。彼女は自称、JALのサイトから取り寄せた空の写真を眺めるのが日課という少々風変わりな趣味を持つ。

ある日、愛美はサイト上で偶然目にした「空飛ぶ郵便局」の記事に興味を持ち、実際にその郵便局を目指す。

すると、そこは一見すると普通のスーパーにしか見えない。しかし、そこにあるのは普通のスーパーにはない、奇妙な食品や雑貨たちが詰められた「空気」でした。なんでも、このスーパーは人々の想いが込められた「空気」を集め、遠いところへと届ける役目があるそうです。

そして、愛美はこの空気に触れることで、人々の心の中に秘められた想いを感じることができるようになっていくのでした。

主人公の長野 愛美を中心に、日常系ファンタジーとも言えるストーリー。意外性はあまり感じられないかもしれませんが、ほのぼのとした雰囲気が漂い、愛美の成長が描かれている点は良かったと思います。笑えるものはあまりないですが、時折心温まるシーンもありました。夢がある要素もあるでしょう。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的:8 笑える:2 悲しい:5 夢がある:9 怖さ:0. 合計点:24

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