ハッカーが“フェリックス”と名乗っているとの情報を聞きつけ、ある日彼を追っていた主人公・望月花子。フェリックスと対峙するが、彼はただのオタクであった。しかし、望月にはもう一つの目的があった。自分が小さい頃に読んで以来、忘れられない童話「フェリックスと暗黒王国の王女」の作者が、実はフェリックスだという噂があったからだ。
フェリックスの作品に魅了されながらも、探求心に燃える望月は、フェリックスに直接「暗黒王国の王女」が本当に彼の作品なのかどうか尋ねる。すると、フェリックスはある秘密を告げる。
実は、「暗黒王国の王女」は昔、望月の祖母が作った童話だったのだ。そして、その祖母とフェリックスは、少女漫画の作品で度々コラボしていたのだという。
望月はそれを知り、涙を流しながら祖母に感謝する。そして、フェリックスには「早く自分の作品を書いて、世界中に届けて欲しい。私はあなたのファンだから」と激励の言葉を贈る。
この小説のちくわ様自己採点 感動的:7 笑える:2 悲しい:5 夢がある:8 怖さ:0. 合計点:22
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