主人公の名前は「あおい」。ある日の初節句、ばぁばの家に孫の「ゆめ」という女の子が遊びに来た。ばぁばは、ゆめが来る前から、かわいい花のかんむりを作っていた。花のかんむりをつけたゆめは、とってもキュートな姿になって、あおいは思わず「かわいい!」と叫んでしまった。
すると、ばぁばはニッコリ笑って言った。「これね、おばあちゃんがゆめちゃんに贈る初節句のプレゼントなの。」
あおいは、「ばぁばって、いつも素敵なプレゼントを用意するなぁ。ぜひ私にも教えて欲しいわ。」と言った。
すると、ばぁばは、鼻歌を歌いながら、「それなら、今度はあなたが孫ちゃんに花のかんむりを作ってあげてね。」と言って、にっこり笑った。
その言葉を聞いて、あおいは、びっくりして顔を顰めた。あおいは、料理が上手いことで知られる人気作家であり、花のかんむりを作るなんて、ぜったい無理だと思ったからだ。
しかし、帰り道で考えていると、あおいは、思い切ってチャレンジしてみることに決めた。そして、初節句の日に花のかんむりを孫のゆめにプレゼントした。
すると、ゆめは大喜びで、花のかんむりをかぶったままはしゃいでいた。あおいは、安心して息をついた。
「あ、あの、すみません。ちょっと急いで作ったので、もしかしたら、ちょっと変かもしれないし…」と、あおいは恥ずかしそうに謝った。
その時、ばぁばが言った。「ちょうど、あなたが身につけているアクセサリー、『ちゃんぽんネックレス』みたいに、かわいらしくて、風変わりな感じが素敵なのよ。それが、お花でできたかんむりにも、通じているのよ。」
あおいは、ばぁばが自分を認めてくれたことで、とても嬉しくなって、ゆめとお祝いしました。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:5
笑える:4
悲しい:0
夢がある:7
怖さ:0
合計点:16
“ばぁば”の森尾由美、初節句迎えた孫が「はっちゃけてます」 花のかんむりかぶったキュートな姿に「目元が由美さんに似てるかな?」|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/5580d697ac349bc4682f0b0d3c9e8b0ef9835e4f
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