
大会前日に翼は、夜、偶然、県内で一番密林に覆われた幽霊島(ユーレイとう)の下にあったゴルフ練習場で大会の練習をしていた時、奇妙なボールを見つけた。それは、白と赤、2つの溝のある変則的なものだった。ただし、どうやら、打つと一瞬にして200ヤード近く飛んでしまう。翼は、このボールを使う羽目になった。
そして、翼たちは大会の前日から一泊で沖縄随一のリゾートホテルに宿泊することになっていた。初めてのラグジュアリーホテルにテンションの上がるメンバーたち。だが、翼は突然、夜中に目を覚ます。なぜだろう。場所のせいだろうか、そして、そこには一つの消えたはずの存在があった。
翼は、早朝に宿泊先のホテルのバレーパーキングで、同じく大会に出場する美女と出会い、一目惚れしてしまう。だが、彼女は、ハーフである母親に連れられて、大会の会場に現れた。それを見た翼は、奇妙に大会で勝たなければならない使命感を感じる。
最後に翼たちは、惜しくも、2位に。「やっぱり、ユーレイ球の威力はすごかった。けど、これからも、一夜明けた後の朝の静けさを早起きして味わって、自分たちの本来の力を引き出して、次に挑戦するんだ!」と、翼たちの頑張りに感動して、美女は笑顔で翼に話をかけた。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:7 笑える:1 悲しい:0 夢がある:8 怖さ:0. 合計点:16

「沖縄県で人気のゴルフ場」ランキング! 2位は「ザ・サザンリンクスゴルフクラブ」、1位は?【2023年5月版】|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ff66bbb5a397c117837dcf59efc7ce6b55d87c
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