「熱狂的なAKB48ファンが語る、歴代センターの中で私が愛するのは前田敦子！」

主人公の名前は「さくら」。彼女はAKB48の大ファンで、メンバーたちの歴代シングルセンターが好きなアイドルを紹介する記事を読んでいた。

「私が一番好きなのは高橋みなみちゃんだな。『ファースト・ラビット』のときのあの迫力あるダンスは今でも忘れられないわ」

さくらは高橋みなみの魅力について熱く語っていた。

「私は前田敦子ちゃんが好きだな。『フライングゲット』のMVでのあの表情がたまらなくカッコよかった。」

友人の「れな」と「なな」も、それぞれの好きなセンターを語り合っていた。

と、そこへ一人の男性が近づいてきた。

「おい、君たちAKB48のファン？」

男性はさくらたちに聞いた。

「はい、大好きです！」

さくらたちはニコニコと返答した。

男性は一瞬こちらを見た後、ソワソワとしているような様子で携帯電話を出し、写真を撮り始めた。

「何で撮ってるんですか？」と聞くと、男性はにっこりと笑って答えた。

「これからこの世界を代表するアイドルグループを作って、君たちAKB48を超えるんだ。それで、今から証拠写真を撮っておいたんだ」

男性の言葉に、さくらたちは驚きと共に彼の野心に驚いた。

実は、男性は「長尾鱈晃」という人物で、楽曲プロデューサーだった。

そして、長尾はその後、AKB48を超えるアイドルグループ「AXA88」を結成することに成功し、世界中で大ブレイク。彼の野心が現実になった瞬間だった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：4
笑える：7
悲しい：0
夢がある：8
怖さ：0
合計点：19