主人公・萩原一郎は、スーパー戦隊シリーズにハマっている少年だった。彼は毎週、夕食をすますとすぐにテレビに向かって、大好きな「科学戦隊ダイナマン」を見るのが日課だった。
だが、ある日、一郎がダイナマンを見ようとテレビをつけると、画面には「TO BE CONTINUED…」という文字が。続きが放送されるのは一週間後だという。
「うわあああああ!こんなの初めてだぁぁぁ!」
一郎は憤りを感じた。せっかくのダイナマンの放送なのに、途中で放送を中断するなんて!うまく話がまとまらなかったのかな?それとも何かの事情があるのか?
彼は自分で調べることにした。インターネットを駆使して、あらゆる情報を調べあげた一郎は、「太陽戦隊サンバルカン」のエピソードゼロを見つけ出すことができた。
それからというもの、一郎は毎週、「サンバルカン」の新エピソードを番組放送前に見ることができるようになった。だが、彼が思い描いていたのとは違うストーリー展開に戸惑いながらも、見続けた。
そして、ある日、一郎は「サンバルカン」の最終回を見た。またもや、ダイナマンと同じように、話は最後まで解決せず、「TO BE CONTINUED…」と表示された。
彼はもう騙されない。絶対に、サンバルカンを中途半端に終わらせないと誓ったのだ。
【ちくわ様自己採点】
感動的:5
笑える:2
悲しい:2
夢がある:6
怖さ:0
合計点:15
【スーパー戦隊シリーズ】一番好きな「1970~80年代に放送されたスーパー戦隊」ランキング! 2位は「太陽戦隊サンバルカン」、1位は?|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/022e84d2b1abcfa57cde27cd9eb9222205249a12
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