「吠える理由を探る旅に出たワンコ、その秘められた「何」に迫る!」

「ロアくん、何で吠えてるの?」
主人公のヒルダが不思議そうに聞くと、ロアくんは大きく舌を出して笑ったかのようにワンワンと鳴く。最近、この反応をするようになったロアくんだったが、ヒルダにはその理由が分からなかった。

ある日のこと、偶然にもヒルダは、ロアくんが飼い主のシンジロウに教わっていた芸当を思い出した。それは、「何かが見えたときに吠える」というもの。ヒルダはそれを思い出すと、自分が一人で外出していた日を思い出した。その日はシンジロウが用事で家を空けることになり、ロアくんは大好きなお姉ちゃんであるヒルダが寂しがっているのを察したのかもしれないと気付いた。

それからはヒルダが家にいても、ロアくんは吠えなくなった。ヒルダが彼にとって大切な存在であるのを感じ取っていたのだ。

「ロアくん、ありがとうね。私も君が大好きだよ。」ヒルダがそう言うと、ロアくんは嬉しそうに尻尾を振った。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:1
悲しい:1
夢がある:7
怖さ:0
合計点:16

なぜか吠えるようになったワンコ、そのワケは…… 大好きなお姉ちゃんがいない生活を寂しがる姿に「泣きそうになりました」 ロアくんの飼い主に話を聞いた|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/221288ddea6d34d30e93ec0b7859a92f34a20270

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