「エースコンバット04の教官登場！翼は興奮のあまり涙目に！」

主人公の名前は、「空気読まないエース」の愛称で親しまれる、青年パイロットの小野寺翼（おのでら つばさ）だ。彼は「エースコンバット」シリーズで一番好きなタイトルは「エースコンバット04 シャッタードスカイ」だと語る。

ある日、翼が通う航空学校の教官である栗原教官が、シャッタードスカイの操作方法を教えてくれると聞き、翼は大喜びだった。しかし、教官からはある条件が出された。「シャッタードスカイでシングルプレイをクリアしてみせなさい」というものだった。

翼は苦戦しながらもクリアを果たしたが、それがきっかけで彼の人生が変わることになった。彼がクリアしたプレイ内容が、実は栗原教官が「エースコンバット」シリーズの新作開発者に伝えた情報だったのだ。

数か月後、新作「エースコンバット ザ・シークレット・ウェポンズ・オブ・スカイ」が発売され、翼はその実機テストプレイヤーに抜擢された。彼は興奮のあまり、自分で「空気読まないエース」ではなく「ヌル心地いいエース」と名乗ってしまった。

しかし、彼が実機でプレイしてみると、それはまるで地獄のような扱いになっていた。不満をぶつけた翼は、担当者に「私たちはパイロットを大切にしているんだ」と言われる。それを聞いた翼は、「ならば私はパイロットの気持ちを大切にしている」と言って、プレイ中に自ら開発チームに意見を送り続けた。

それが功を奏し、スカイの改修が行われ、発売までには問題の無い完成度となった。そして、発売後には高評価を得て、翼は改めて「空気読まないエース」と名乗るようになった。

この小説のちくわ様自己採点：
感動的：6
笑える：4
悲しい：2
夢がある：8
怖さ：0
合計点：20