「イケメン焼鳥屋が女性を虜に！注目の新メニュー「串焼きチクワ」にファンも大喜び！」

今から30年前の昭和時代、熊本市には「焼鳥 大地」という店があった。主人公の大地は、焼鳥屋としては珍しいイケメンで、女性客から大人気だった。

ある日、大地は新メニューの開発に取り掛かった。それは、「串焼きチクワ」。思いつきとしては斬新だが、まさか女客たちの支持率が急上昇するとは思いもよらなかった。

大地は、そのまま「焼鳥チクワ」と店名も変更し、各種メディアからも注目を集めた。しかし、自分が考え出したメニューを独り占めするつもりの仲間が現れた。彼らの店名は「串チクワ竹太郎極」。太郎は、陽気な性格で、大地とは対照的にみんなに好かれた。

大地は、太郎に憧れつつ、焦りも募り、漠然とした不安を抱き始めた。ある夜、焼酎で酔った大地は、太郎宛に電話をかけてしまう。太郎は、大地の思いを汲み取ってくれ、そして二人の店が融合することに成功した。

【笑える/夢がある】
■この小説のちくわ様自己採点 感動的：6 笑える：8 悲しい：3 夢がある：8 怖さ：0. 合計点：25