「友人にサイゼリヤを断られてイタリアンに!誕生日サプライズプラン」

「サイゼリヤに行くか?」と友人のユウキが聞いてきた。

「選ぶならデミグラスソースのハンバーグだね」と主人公のマコトは答えた。

しかし、その日はマコトが誕生日だったため、ユウキが用意してくれたのはいつもとは違うメニューだった。

「おめでとう! サイゼリヤには行かないよ。代わりにヴィラアマーレというイタリアンに行こう」とユウキは笑いながら言った。

予想外の提案にマコトはびっくりしたが、美味しい食事に満足して二人は帰ろうとした。

その時、ユウキが突然立ち止まった。

「あれ? ちょっと待ってマコト。これ、何か分かる?」

ユウキがマコトに渡したのは、サイゼリヤのメニュー表だった。

「これ、なんで持ってるの?」と聞くマコトにユウキは口を閉ざした。

その後数日間、ユウキからの連絡が途絶えてしまったマコト。

しかし、1週間後に偶然ユウキと鉢合わせした時、ユウキは目が真っ赤だった。

「どうしたんだ? 大丈夫か?」と心配するマコトに、ユウキは必死で何かを訴えるように言った。

「デミグラスソースのハンバーグが大好きだったはずのボクが、急にサイゼリヤが嫌いになっちゃったみたいなの!」

驚くマコトに、ユウキはメニュー表を見ながら「あの時持ってってよかった。やっぱりこれが関係あったのかな」とつぶやいた。

≪笑える≫≪怖さ≫の両方を兼ね備えた短編となりました。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:0 笑える:8 悲しい:0 夢がある:0 怖さ:6. 合計点:14

【男性が選ぶ】サイゼリヤで好きな「ランチメニュー」ランキング! 第2位は「デミグラスソースのハンバーグ」、1位は?|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cfb865316685a78b4e4d38b2224a76586f53138

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