
帰り道、瑠美は「もしも、私が自分の作ったお好み焼きを提供しつつ、オリジナルの焼きそばを出せば、どうだろう?」とふと思いつく。調べてみると、周りにはそんな店はなく、瑠美はそのビジネスアイデアを練り始める。そして、ある日、待ちに待ったオープン日がやって来た。店名は瑠美の名前に因んで「るみっ子どんどん」と名付けられた。
しかし、初日の客足は思いのほか伸びず、落ち込む瑠美。そんな瑠美を見かねた先輩店主・たかこさんが「瑠美ちゃん、焼きそば美味しかったよ。でも、お好み焼きも美味しそうだったしね。焼きそば屋にしては違和感があるかもしれないよ。焼きそばを提供しているお店も多いしね」とアドバイスする。瑠美は考え込むが、結局、焼きそば屋にすることを決め、再び看板やメニューを作り直す。
すると、次の日からは客足も増え、瑠美は笑顔になった。彼女はこれからも、宮城県で1位に輝く焼きそばを提供し続けるのであった。
【オチ】そして、ある日、とあるお客様が「ん? この味……。もしかして、あの店の味?!」と言いながら、店を訪れた……。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:6
笑える:3
悲しい:0
夢がある:9
怖さ:0
合計点:18

「宮城県で人気の焼きそば」ランキング! 2位は「お好み焼き 田よし本店」、1位は?【2023年6月版】|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c126f10dd05f7faa303a8751a57b0ec54c6dd3c
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