「待ちに待った“鳥貴族”の徳島初出店！開店前からワクワクの朝」

主人公の名前は三枝と言います。ある日、四国・徳島県に「鳥貴族」が出店することを知りました。三枝は以前、上京した際に「鳥貴族」にはまっていたことがありました。しかし、地元にはまだ出店されておらず、他県の店舗まで行くのが面倒だったのです。そんな三枝にとって、この「鳥貴族」の出店は朗報でした。

開店日の朝、三枝は早起きして店の前に並んでいました。開店までの時間に、並んでいる人々と談笑する中で、とある人物と出会いました。その人物は、昨晩からここで寝泊まりしているという“鳥貴族マニア”。彼は、全国の「鳥貴族」を巡っているとのことで、四国にもいくつかある「鳥貴族」をすべて制覇するつもりだと言いました。

開店時間が近づくと、並び始めた人々がざわめき始めました。そして、店の扉が開いた瞬間、歓声が巻き起こりました。三枝は、その中でも最前列に立つことができたので、感慨に浸りながら店内に足を踏み入れました。

「鳥貴族マニア」は、“新しい店舗には新しいメニューがある”と聞かされ、メニューを探しに奔走していました。一方、三枝は自分の好みの部位を中心にオーダーし、大満足で食べていたところ、店内に警察官が入ってきました。

「お話を少しお聞きしたいのですが、ご一緒に来ていただけますか？」

警察官たちに連れられて、三枝たちは駐車場に出されました。すると、「鳥貴族マニア」が泣きそうな顔で、「特別メニューで盛り上がろうと思ったのに…」とつぶやいたのでした。

＜時代劇＞

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：2
笑える：7
悲しい：1
夢がある：0
怖さ：0
合計点：10