主人公の名前は「柚子」。彼女は小説家を目指して、ある出版社の編集部でアルバイトをしていた。ある日、アニメ「ポケットモンスター」の原作者である「桜庭勇次郎」が訪れた。彼は、新作のアニメ台本を書いて欲しいと柚子に依頼してきた。柚子は激動する心を抑え、依頼を引き受けることにした。
「桜庭勇次郎」は風変わりな人物で、自分の家にはワニが3匹、虎が1匹、そしてヘビが7匹も飼われていた。柚子が彼の家に泊まった夜、彼女はコタツで寝た。しかし、夜中に何かがころころと音を立てて走り回る音が聞こえた。柚子は怖くて寝られなかった。次の日、彼女が帰宅すると、自分の部屋に何かが落ちているのを見つけた。それは「桜庭勇次郎」からのプレゼントだった。箱を開けると、中身はドードーのぬいぐるみだった。
柚子は命がけでアニメ台本を書き上げ、無事に「桜庭勇次郎」に届けた。すると、数日後、彼女の携帯電話に電話がかかってきた。しかし、電話の相手は「桜庭勇次郎」ではなく、「ドードー」だった。柚子は驚き、その後、あの夜の音は「桜庭勇次郎」と思っていた音ではなく、ドードーの足音だったことを知った。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:5 笑える:3 悲しい:2 夢がある:6 怖さ:3. 合計点:19
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