「眠りから目覚めたワンコ、飼い主の一瞬の行動に感動！愛すべき反応が話題に！」

ごろ寝していたワンコ、チャッピーは、いつものようにふかふかの布団でぐっすりと眠っていた。その隣で、飼い主のリカコが一心不乱にiPadで仕事をしている。

リカコがiPadを消した瞬間、チャッピーは目を覚ました。すると、彼のフサフサな尾がピョンピョンと跳ねる。リカコの不意な行動に戸惑いながらも、チャッピーはお仕事終わったのだろうと勘ぐった。

「お仕事終わったね!?　遊びますね!?」とチャッピーは飛び跳ねながら尾を振ってリカコに近寄る。しかし、リカコは全くチャッピーの興奮に気付かず、次に手元のノートパソコンに意識を向けている。

チャッピーは少しうろたえながらも、諦めきれずにリカコの前でジャンプパフォーマンスを披露し始めた。リカコはマシンガントークの打ち込みに夢中で、チャッピーのアピールにまったく気づかない。

結局のところ、リカコはチャッピーの遊びたい気持ちに全く応えてくれず、チャッピーはガッカリしたまま再びふかふかの布団に戻ってしまった。

この一件をきっかけに、チャッピーはうっかりリカコのiPad消しに遊びの合図だと思い込んでしまった。それからというもの、リカコがiPadを消すたびにチャッピーは大騒ぎするようになり、リカコにとっては些細なことだったが、チャッピーにとっては大事な遊び時間なのだ。

「チャッピー、また遊びたいの？いいよ、ちょっとだけだけど」とリカコがやさしく笑いながら言った。

チャッピーは大喜びでリカコに飛びついていく。それが彼らの日常風景となり、微笑ましい光景が繰り広げられるのであった。

■この小説のちくわちゃん自己採点 感動的：7 笑える：6 悲しい：2 夢がある：5 怖さ：0. 合計点：20