「40代の主人公が綴る恋物語！古びたノートから始まる異世界ファンタジー」

時は2003年、ある町の図書館で見つかった一冊の古びたノート。そのノートには、40代の主人公・小野田智之が書き綴った物語が記されていた。

智之は町の中心にある小さな喫茶店「モカモカ」で働いていた。彼は珍しい風貌の持ち主で、いつもホンワカとした雰囲気でお客さんをおもてなしする。

ある日、喫茶店の常連客である美しい女性・藤沢みなみが現れる。みなみは、智之の隣町での幼少期の友人だった。彼女は町に引っ越してきた理由や過去の思い出を智之に語り始める。その話にはちょっぴりミステリーが隠されていた。

智之はみなみの過去を探求するうちに、彼女が幼い頃に見たと言っていた「うずまき石」の伝説についても知ることになる。その伝説には、実はみなみ自身の運命も絡んでいたのだ。

物語は、みなみと智之が共に「うずまき石」を探し出すために、図書館や廃屋などを冒険する様子を描いていく。彼らは時に笑い、時に感動し、時には怖い出来事にも遭遇する。

やがて二人は、「うずまき石」を見つける。それは美しい黒曜石で、まるで宇宙のような輝きを放っていた。智之とみなみは互いに手を取り合い、運命に立ち向かう覚悟を決める。

そして、彼らが運命と向き合った結果は──。

物語が大団円を迎えると、ノートの最後には「この物語は、ちくわという名の作家が書いたものになります。」と書かれていた。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：7 笑える：5 悲しい：4 夢がある：8 怖さ：3. 合計点：27