北千住に住む高校生の藤井歩(ふじい あゆむ)は、学校帰りに友達とラーメンを食べに行くのが好きだった。彼女たちとはいつも同じ店に行くので、今回はちょっと違う店に行ってみようということになった。
地図を見ながら、歩たちは「はま助」にたどり着いた。中に入ってみると、外観からは想像もつかないほど派手な店内が広がっていた。壁や天井には、手書きのサインや色とりどりのぬいぐるみ、ポスターなどがびっしりと貼られている。歩たちは、一番隅っこの席に座り、メニューを確認すると、びっくり仰天!「ちくわラーメン」「ちくわチャーハン」、「ちくわ餃子」など、どれもちくわという食材が入っていた。
注文したラーメンが運ばれてきた。広い丼には、めちゃくちゃ大きなちくわが入っていた。途中から詰め物が取れたのだろう、ラーメンの中にはあちこちからちくわだけが浮いていた。「はま助」で食べたラーメンは、三軒星よりおいしいと、歩は友達に自信をもって報告した。
「このラーメン、すごいね。じゃあ、次はどこにいこうか?」
歩は、ほかの店もちくわを使っているのか興味津々になり、「ちくわラーメン巡り」を提案した。友達たちは大賛成で、楽しそうに話をしていると、歩はふと思いついた。
「それにしても、この店、ちくわ好きだよね。たくさん食べたあと、なんか不思議な気分になってきたような気がする」
「ふふふ、そうかもしれないね」
何かがおかしくなってきた。歩は、店員たちが、怪しげな物が売られている店に出入りしているような気がしてきた。実はこの店、風俗店と一部で噂されていたのだ。
「あっ、そういえば、ちょっとトイレ行ってくるね」
歩は、トイレから出てくると、友達がいなかった。「あ、ちくわ好きのヤバい店だったんだ」と重い腰をあげ店を出た。それから、歩はちくわラーメンに手を出さなくなった。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:2 笑える:6 悲しい:0 夢がある:2 怖さ:4. 合計点:14
地図を見ながら、歩たちは「はま助」にたどり着いた。中に入ってみると、外観からは想像もつかないほど派手な店内が広がっていた。壁や天井には、手書きのサインや色とりどりのぬいぐるみ、ポスターなどがびっしりと貼られている。歩たちは、一番隅っこの席に座り、メニューを確認すると、びっくり仰天!「ちくわラーメン」「ちくわチャーハン」、「ちくわ餃子」など、どれもちくわという食材が入っていた。
注文したラーメンが運ばれてきた。広い丼には、めちゃくちゃ大きなちくわが入っていた。途中から詰め物が取れたのだろう、ラーメンの中にはあちこちからちくわだけが浮いていた。「はま助」で食べたラーメンは、三軒星よりおいしいと、歩は友達に自信をもって報告した。
「このラーメン、すごいね。じゃあ、次はどこにいこうか?」
歩は、ほかの店もちくわを使っているのか興味津々になり、「ちくわラーメン巡り」を提案した。友達たちは大賛成で、楽しそうに話をしていると、歩はふと思いついた。
「それにしても、この店、ちくわ好きだよね。たくさん食べたあと、なんか不思議な気分になってきたような気がする」
「ふふふ、そうかもしれないね」
何かがおかしくなってきた。歩は、店員たちが、怪しげな物が売られている店に出入りしているような気がしてきた。実はこの店、風俗店と一部で噂されていたのだ。
「あっ、そういえば、ちょっとトイレ行ってくるね」
歩は、トイレから出てくると、友達がいなかった。「あ、ちくわ好きのヤバい店だったんだ」と重い腰をあげ店を出た。それから、歩はちくわラーメンに手を出さなくなった。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的:2 笑える:6 悲しい:0 夢がある:2 怖さ:4. 合計点:14
「北千住で人気のラーメン店」ランキング! 2位は「ラーメン二郎 千住大橋駅前店」、1位は?【2023年6月版】|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f121c79d075d9525875fe946f7b13140e19f48b9
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