「突然のハプニングに驚愕！生徒会長の謎の失踪に不安が募る！」

『アトリエシリーズ』の好きなタイトルランキング！　2位は「リディー＆スールのアトリエ～不思議な絵画の錬金術士～」、1位は？

「あれれ、生徒会長のウィンディィは？」

私、片岡桜子は今日も通学路を歩いていた。突然、前途をハイウェイスターが発車し、「ぶりぶりぶり～～！！」と警笛を鳴らして走り去った。

「……なんだか最近、変なことが続くなー。もしかして、不思議ポイントの影響？」

不思議ポイントとは、偶然としか思えない出来事が起きる場所。昔、このエリアでは白い謎の生き物が出現したこともあった。

そんな中、桜子はライブラリーで妙な本を見つけた。タイトルは『絵画の世界と行き来する方法』。

「これって、まさか……！」

本に書かれた手順を踏んで、桜子は絵画の中へ踏み入ることができた。そしてそこで出会ったのは、『リディー＆スールのアトリエ～不思議な絵画の錬金術士～』のキャラクターたちだった。

「アトリエシリーズの仲間たち、本物のように立っている！」

桜子はリディーたちと共に、不思議な世界を駆け巡ることになる。その世界では、黒ネコに夢中になっているミニムラなる謎の存在が現れるなど、奇妙なことばかり。

しかし、桜子たちはそれを楽しんでいた。たまにはこういう不思議体験もあっていいじゃないか、という思いがあったからだ。

「あ、でも、ウィンディィがどこかにいるらしいんだ。見つけなきゃ」

桜子たちは、風変わりな世界で出会うさまざまなキャラクターたちとの交流を重ねながら、ウィンディィを探し続ける。

そして、ついにウィンディィを発見したとき、青空の下で一緒に過ごす。絵画の中から抜け出しても変わらない、ぬくもりを感じる時間は、桜子にとって、かけがえのない、貴重な時間だったのだった。

★この小説のちくわ様自己採点
感動的：8
笑える：6
悲しい：2
夢がある：10
怖さ：0
合計点：26