神奈川の私立共学入学試験中、絶望的状況に陥った美少女が生き残るために使った驚愕アイテムとは？！

今回の状況：ミステリー

主人公の名前は鮎沢（あゆざわ）美穂（みほ）。ある日、美穂は友人の推薦で神奈川県内の私立共学中学校の入学試験を受けることになった。

美穂は試験日、会場に向かう途中で偶然見かけた謎の男に追われ、追い詰められた。誰にも助けられず絶体絶命かと思われたその時、美穂は身の回りにあったものを駆使して脱出に成功した。

しかし、美穂は疑問を抱く。何故、自分が追われる必要があったのか。入学試験に関係しているのか？謎に包まれた美穂、試験を受け昼食休憩中に友人と再会するが、友人が言葉を発する前に、容易に分からない何かを伝えようとした時、突如発生した大地震で瓦礫の下敷きになり、意識を失う。

眠りから覚めた美穂は、壊滅した校舎の中で友人を捜し始めるが、友人は見つからず、代わりに美穂は奇妙な手紙を見つける。手紙には謎の人物が美穂に会いたがっている旨が書かれていた。美穂は手紙の指示に従い、手渡された謎の鞄を携え、人がいない校内を進んでいく。

校内を進むにつれ、美穂は想像を絶する異様な場所にたどり着く。そして、最後には美穂が憧れる中学校「鵠沢高校」の建物の一角に達し、そこで真実を知ることになる。

オチ：美穂は、入学試験時に謎の男に追われた理由が解明される。彼は美穂の実父で、妻と共に、美穂が内部情報を手に入れるために入学した中学校である鵠沢高校に対して、調査をしていたのだった。そして、手紙を送ったのも、美穂が母親と再会するためだった。悲喜こもごもの一日を経た美穂が、校門をくぐると、実父が待ちかまえていた。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：1
悲しい：6
夢がある：7
怖さ：3
合計点：22