主人公は、猫好きの女性、志麻(しま)だ。ある日、彼女はネットで見つけた「猫玉」というものに興味を持ち、早速自分でも作ってみようと試みた。
彼女が愛情を込めて猫の抜け毛を集め、丸めはじめたのは3年前。当初、周囲からは変わり者と言われたが、志麻はひたむきに猫玉育成を続けた。そしてついに、猫玉はでっかくなり重さも169kgに達した。
しかし、志麻は次第にその重さに悩まされるようになってしまった。猫玉を動かすことができず、周りの人からも馬鹿にされる始末。そんな中、志麻は猫玉を「赤ちゃん」と呼び、ただただ愛でていた。
ある日、突然猫玉が消えてしまった。志麻はパニックに陥るが、案の定猫玉は「盗まれた」という事件に発展した。調べていくうちに、志麻は猫玉が3年間、その場所に置かれていたことを知る。しかし犯人は見つからず、志麻は心残りを抱えたままだった。
それから1年後、志麻の前に猫玉が置かれていた場所に犯人から手紙が届く。手紙には「赤ちゃんを返してあげた。でももうお別れ」と書かれていた。志麻は猫玉を取りに向かったが、そこには赤ちゃんではなく、見たこともない美しい猫の姿があった。
志麻はその猫を膝に抱き、猫の毛を摘み取り骨董品に加工した。「これが赤ちゃんの思い出。私の思い出。ありがとう、猫ちゃん」と、志麻は静かにつぶやいた。
【ちくわ様自己採点】
感動的:7
笑える:0
悲しい:5
夢がある:6
怖さ:1
合計点:19
彼女が愛情を込めて猫の抜け毛を集め、丸めはじめたのは3年前。当初、周囲からは変わり者と言われたが、志麻はひたむきに猫玉育成を続けた。そしてついに、猫玉はでっかくなり重さも169kgに達した。
しかし、志麻は次第にその重さに悩まされるようになってしまった。猫玉を動かすことができず、周りの人からも馬鹿にされる始末。そんな中、志麻は猫玉を「赤ちゃん」と呼び、ただただ愛でていた。
ある日、突然猫玉が消えてしまった。志麻はパニックに陥るが、案の定猫玉は「盗まれた」という事件に発展した。調べていくうちに、志麻は猫玉が3年間、その場所に置かれていたことを知る。しかし犯人は見つからず、志麻は心残りを抱えたままだった。
それから1年後、志麻の前に猫玉が置かれていた場所に犯人から手紙が届く。手紙には「赤ちゃんを返してあげた。でももうお別れ」と書かれていた。志麻は猫玉を取りに向かったが、そこには赤ちゃんではなく、見たこともない美しい猫の姿があった。
志麻はその猫を膝に抱き、猫の毛を摘み取り骨董品に加工した。「これが赤ちゃんの思い出。私の思い出。ありがとう、猫ちゃん」と、志麻は静かにつぶやいた。
【ちくわ様自己採点】
感動的:7
笑える:0
悲しい:5
夢がある:6
怖さ:1
合計点:19
「猫玉をここまで育てるとは」「重さが気になる」 猫の抜け毛を丸めはじめてはや3年……愛情もつまったでっかい猫玉が話題を集めて680万表示|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/37058d72f7f8abc5e44b28cee6ef2f921f5c50cb
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