「秘境NINJA駅で体験した不思議な世界！八高線最高の冒険スポットに行ってきた！」

駅を探していた私は、八高線の中でも特にカッコいい駅に行きたくて、グーグルマップを眺めていた。そんな時、ひときわ目を引く名前の駅があった。 ”NINJA駅”。これは行かねばならない。そう思って私は電車に乗った。

電車が到着した。 そこには見たこともない不思議な楼門が立っていた。その先にも、なにやら不思議な光が漏れている。私は心躍らせ、そこに足を踏み入れた。すると、そこは別世界だった。手前には忍者道場があった。何やら女性が、激しく練習していた。彼女、美人でした。

私はそっと声をかけた。 「こんにちは、私はRYOと言います。君は？」 彼女はにっこり笑いながら、「私はくのいち」と答えた。すると彼女は私に向かって走り始めた。陽気で勇敢な彼女に私もつられて走りこむ。楽しい時間が過ぎ、次に行く場所について聞いてみると、彼女は駅に案内してくれた。さらに驚いたことに、駅前にはうどん屋があった。そこは、くのいちのおじいさんの家のうどん屋だったらしい。くのいちから「おじいさんは有名なうどん職人になるはずだったけど、私が忍者になれる一縁を授かったから、うどん屋を手伝ってあげてるの」と言われて、私は更に感動してしまった。

さようならと別れた後、電車に乗る前に駅名看板を見ると、そこには「NINJA駅」の代わりに、「UCHIDE NO Kozuchi駅」と名が変わっていた。調べてみると、日本神話の神であるスサノオが手にいれた伝説の棒、打ち出の小槌（うちでのこづち）の伝承に由来した名前であることがわかった。

よく考えると、彼女の名前も、くの一というかがり名で、忍者の血を引く家庭であることがわかる。この不思議な旅で私は、日本の歴史と文化に感動した。

【感想】
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：7
笑える：3
悲しい：0
夢がある：8
怖さ：0
合計点：18