「夢中になった少女漫画に溺れすぎた大学生が起こした異常事態！」

主人公の名前は「ネコ蔵」といいます。彼は、駅前の雑誌屋でコミックを売るアルバイトをしている大学生です。ある日、彼は偶然手にした「ベロニカ」という少女漫画に大興奮。その日から、ベロニカの大ファンになり、仕事の休憩時間には必ず最新刊を買いに行くようになりました。

しかし、ある日、現実と漫画の区別がつかなくなったネコ蔵は、自分がベロニカの世界に入り込んでしまったと錯覚してしまいます。周りの人々はネコ蔵を心配しながらも、彼の行動に笑いを堪えることができませんでした。

そんな中、ネコ蔵はベロニカの作者である「海月ピンク」という人物に会いたいと願い、猛烈なアタックをすることに。しかし、彼女に会えたとしても、ネコ蔵は現実と漫画の区別がつかないまま、どんどん暴走していくことになってしまいます。

ラブロマンスと日常系の要素を取り入れたこの作品は、意外性があり、読み手を楽しませることができます。特に、ネコ蔵が暴走するシーンは、笑えると同時に、少し怖さも感じさせます。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：8
悲しい：0
夢がある：6
怖さ：3
合計点：22