「辛口カレーフリークのマスト読！恐怖の胃痛を呼んだ『辛口王』の正体とは？」

主人公の名前は「カオル」。彼はとある辛口レトルトカレーのフリークで、毎晩のように様々なブランドのカレーを食べ比べていた。そんな中、ある日彼が出会ったのは「辛口王」を謳う新しいブランドのカレーだった。早速試食すると、その辛さに彼は感動する。

しかしその後、何日も経っても胃が痛くならないことに不安を覚え、カオルは同じブランドのカレーを別のスーパーで購入することにした。すると、そこで出会ったのは、あまりにも驚くべき名前のカレーだった。「ドキドキワクワク辛口高菜カレー（略してドキワクカレー）」。カオルはこれまでに聞いたこともない固有名詞に惹かれ、迷わず買ってしまった。

そして調理している最中、カオルはあることに気付く。このカレーには「玉ねぎ」という材料が入っていないのだ。「玉ねぎはカレーに欠かせない」というカオルの信念が揺らぎ始める中、ようやくカレーが完成した。「やっぱり玉ねぎは欠かせない」と改めてカオルは自身の信念を再確認したのであった。

この小説のちくわ様自己採点
感動的：6
笑える：4
悲しい：0
夢がある：3
怖さ：0
合計点：13